■ 紫外線が引き起こす目への悪影響と症状
紫外線は、お肌だけでなく目にもダメージを与えます。
眼球には、紫外線をブロックする数段階のシステムがあります。まず、ある一定の波長(280ナノメートル)以下の光を吸収して紫外線をブロックする役割は角膜で、さらに水晶体でほとんでの紫外線を吸収します。
眼球表面の角膜 |
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水晶体 |
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眼底(≒網膜) |
通常、瞳に入る紫外線はその多くが角膜で吸収されますが、波長によっては目の奥の水晶体や網膜にまで達することもあります。これが水晶体や網膜のダメージとなって蓄積し、眼病や目の老化を促進させてしまいます。
白内障や、翼状片、雪目(ゆきめ)とも呼ばれる光誘発角膜炎なども、紫外線が原因の一つといわれ、適切な瞳のUV対策は求められています。
網膜まで到達した際には1〜2%の光だけが到達していることになります。そしてそれは、以下のようなさまざまな症状の発生リスクを高めます。
■紫外線が発生リスクを高める症状
| 病変箇所 |
病 名 |
症 状 |
| 角膜 ・ 結膜 |
光誘発角膜炎 |
海水浴やスキーで楽しんだあとに、眼が痛かったり、充血したり、涙が出たり、異物感があったりするのは、紫外線によって角膜が炎症したことによるものです。(雪目)
大量の紫外線B波を浴びたときに生じる急性角膜びらん性病変。いわゆる「ゆきめ」など。 |
| 翼状片 |
白目が翼状に黒目に侵入してしまう病気で、戸外で活動することが多い人や、赤道付近の地域に住む人々によく発生するようです。結膜の一部が異常増殖するもの。手術的に除去できるが再発することが多い。 |
| 水晶体 |
白内障 |
高齢者によくみられる眼科疾患で、水晶体がにごって視力が落ち、失明することもあります。紫外線は、その危険因子のひとつと考えられています。
目玉焼きを作るとき、透き通た白身の部分が熱で白くなるようなものです。 |
| 網膜 |
加齢黄斑変性症 |
網膜の中心部を黄斑(おうはん)といいますが、長年の紫外線曝露により、ここに異常が現れ、視野の中央が、暗く見える、よく見えない、線がゆがむ、といった症状が現れます。
網膜組織の萎縮や血管新生など組織の編成を伴う。 |
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